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  • #1「挑戦する中で見つける、新しい自分」
2019.2.22

第1話
「誰かを目指すのではなく、私らしく活動したい」

女優・愛希れいか―挑戦する中で見つける、新しい自分


2018年11月に宝塚歌劇団を退団した元月組娘役トップスター・愛希れいか。ダイナミックなダンスと高い演技力で人気を博し、宝塚に「新たな娘役像」を生み出しました。12月からはアミューズ所属となり、女優としての今後の活動に注目が集まっています。
今回から3回にわたり、愛希自身、初めてのカレンダー「Chapi’s color」の発売を記念したインタビューをお届けします。
第1回となる今回は、退団後の心境の変化、新しく始めたことなど、気になる近況について語っていただきました。


自分を見つめ直したことでリフレッシュできた


――卒業公演が終わって少し経ちましたが、退団された翌日はどういうお気持ちだったのでしょうか?

愛希:
実はずっと寝ていたので、「眠りについていました」という感じです(笑)。翌日もですが、1週間経っても2週間経っても、自分が退団したのかどうなのか、実感があまり湧いてこないんです。卒業はしたものの、「実感ってどんな感じなんだろう……」と、いまだに思っています。

――お仕事が本格的に始まってから実感するのかもしれないですね。

愛希:
そうですね。自分が退団したということは、驚きというよりは新鮮な感じで受け止めているというか。とても不思議な感じなんです。

――12月にアミューズへの所属が発表されましたが、これまでに事務所の方との交流はありましたか?
 
愛希:
ちえさんくらいです。柚希礼音さん。「大丈夫? 緊張するやんな」と声をかけてくださって、とても心強かったです。


――優しいですね。退団されてから普段の生活への変化はありましたか?

愛希:
今は毎日、とてもゆっくり過ごしています。1日に3回お茶できるくらい(笑)。最初は時間をどう使っていいのかわからなくて、「どう1日を過ごそう」と考えるところから始まりました。急かせかしなくていいので、歩く速度もゆっくりになってきました。ゆっくり歩くと今まで目に入らなかったものも見えてきて、「こんなところにこんなのがあったんだ」と、毎日小さな発見をしています。

――時間に余裕があると、いつもとは違うものの見方もできるのでは?

愛希:
そうですね。それから、今回久しぶりに実家でゆっくり過ごしました。実家でゆっくりしていると、なんだか子供のころを思い出すんです。初心に帰って本来の自分を取り戻すという言い方はおかしいかもしれませんが、「改めて自分を見つめたことによって、リフレッシュできた」かなと思っています。

――この充電期間は、今後の愛希さんにとっても貴重な時間になりそうですね。

愛希:
映画や舞台、ドラマなど、いろいろなものを観てインプットする時間にもなっているので、それはこれから役立つんじゃないかなと思います。

誰かを目指すのではなく、新しくやっていきたい


――最近始められたInstagramにも、舞台を観に行かれたことをアップされていました。宝塚も観に行かれたそうですが、在団中とは違った視点で観られたのでは?

愛希:
もう、完全にファンみたいに(笑)。私はもともと宝塚ファンですから。

――純粋に楽しめたんですね。退団を機に新たにはじめたことはありますか?

愛希:
Instagramです。初心者すぎてまだあわあわしている感じなんですけど、投稿したら「いいね!」をしてくださったり、コメントをくださったりと、みなさんあたたかくて本当に嬉しいです。「つながる」というのはこういうことなんだなと。一人ひとりにすべて返信したいぐらいです。


――愛希さんと言えば、3歳から続けているバレエで培われたダンスがとても魅力的ですが、今後もダンスに特化した公演は観られるのでしょうか。

愛希:
どういうかたちで何ができるかまでは考えてはいませんが、ダンスは続けていきたいです。いつかみなさんにお見せできるように頑張ります。

――世界的な演出家トミー・チューンさんもダンスを絶賛されていて、「ブロードウェイでも活躍できる」というお墨付きをいただきました。これから、世界への挑戦もあるのでしょうか?

愛希:
「まずは英語を勉強しなさい」とトミーさんからも言われていますので、夢は大きく持ちつつ、まずは英語を勉強します(笑)。

――舞台だけでなく、ドラマや映画などの映像のお仕事や、ファッションに関することなど、幅広く挑戦ができそうですね。

愛希:
テレビや映画、ファッションなど、すべてに興味があるので、今はなんでも挑戦したいです。そこの中から、「やっぱりこれがいい」とか、「こっちが好き」というものを見つけていけたらなと。

――宝塚出身の先輩方には、見本になる方がたくさんいらっしゃいます。憧れの先輩というか、女優として目標にしている方はいらっしゃいますか?

愛希:
憧れの先輩はもちろんたくさんいます。でも、誰かを目指すというよりは、新しくやっていきたいなと。私は私らしく、新しく活動していけたらと思っています。


「誰かを目指すよりは、新しく」。男役から娘役に転身し、新たなトップ娘役像を築いてきた愛希さんらしい言葉だなと思いました。次回もファンのみなさんから寄せられた質問を中心にお話を伺います。プライベートな面についても語ってくれました。

愛希れいか
(まなき・れいか)
1991年福井県出身。3歳からクラシックバレエをはじめ、小学3年生のときに『エクスカリバー』を観て宝塚歌劇団に魅了される。2007年に宝塚音楽学校に入学し、2009年『Amour それは…』で初舞台。月組に配属され男役としてスタートするが、11年に娘役に転向。12年に月組トップ娘役に着任。18年、ミュージカル『エリザベート』で宝塚歌劇団を退団。今年の6月には、花總まりとのWキャストでふたたび『エリザベート』を演じることが話題に。また、11月にはミュージカル『ファントム』への出演も決まっている。愛称は本名から由来する「ちゃぴ」。

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