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第1話 限りある秋田杉から作られる
ころんと可愛い「おむすび弁当箱」

おむすび弁当箱

10,000円(税抜)

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江戸時代から伝わる伝統工芸品として、多くの人に愛されている大館曲げわっぱ。
小判型や丸型のお弁当箱が主流な中、「おむすび弁当箱」は名前の通りころんとかわいいおむすび型!
「五八PRODUCTS」と大館曲げわっぱの老舗「柴田慶信商店」がコラボしてできあがった「おむすび弁当箱」は、2014年にはグッドデザイン賞も受賞した話題の商品。
その誕生秘話をお聞きしました。

五八PRODUCTSの立ち位置は、“新しい問屋さん”。

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ー「五八PRODUCTS」というのは、どういったユニットなのでしょうか?

八木沼さん(写真右。以下、八木沼) お話するときには「新しい問屋のようなもの」という言い方をすることが多いです。
僕ら2人はデザイナーですが、扱っているものには流通だけをお手伝いしてデザインをしていないものもあります。
デザインから商談、通信販売の発送まで、最近は本当にいろいろなことをやっています。

ー取り扱う商品はどのように決まっていくのですか?

五島さん(写真左。以下、五島) 基本的には人と人とのつながりです。
ご縁があった方の商品を紹介したいという思いが最初にあるのですが、僕らが関わっていないもので「惜しいな」と思うものもたくさんあって……。
八木沼 惜しいものは多いですね。
五島 良いものなのに知られていないという場合、こちらから「扱ってもいいですか?」と言うこともありますし、基本的に相手とのやりとりで派生することが多いです。

秋田杉を後生に残していく「おむすび弁当箱」。

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ー「おむすび弁当箱」を作るきっかけを教えてください。

五島 ある展示会で僕が肥前吉田焼の窯元さんと立ち上げている「224porcelain」という磁器ブランドを出展していたときに、となりが大館の曲げわっぱで有名な柴田慶信商店さんだったんです。
この出会いをきっかけにデザインを依頼されて、時計などいくつかの商品を一緒に作りました。

柴田さんの商品は樹齢150年以上の秋田杉にこだわって作られています。
当時は、大館の曲げわっぱは有名だし、流通もきちんとしているので新しいものを作る必要はないと思っていました。
でも2012年に秋田杉の伐採が禁止になり、柴田さんは秋田杉がなくなったあとのことを視野にいれて考えているのだとわかったのです。

それである時、僕らが商品を卸している小売店から「おむすびが入るお弁当箱を作れないか」という相談を受けて、図面化して柴田さんに提案しました。

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ーそのときの反応はどうでしたか?

五島 柴田さんに直接お願いしたのですが、特に抵抗もなく「やろう」とおっしゃってくださって。
八木沼 そこからが長かったですけどね(笑)。
提案してから販売までを考えると2年くらいかかりましたね。
五島 試作期間で手直しはふたの部分の1回だけ。
ふたを深くしたかったのですが、深くすると開いてしまうので、少し浅くしたんです。

こだわったのは、丸みを帯びたやさしい三角形にすること。

ー秋田杉はいつごろなくなってしまうのですか?

五島 ストックはあるので10年くらいは大丈夫そうですが、もう伐採できないわけですから、いつかはなくなりますよね。
八木沼 目がつまっている150年〜200年ものが特に貴重なんですよね。
五島 柴田さんの商品はその樹齢150年以上の秋田杉にこだわっていますから。

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ーそう考えるとお弁当箱ひとつにも歴史を感じます。
このやわらかいフォルムの三角形にするのも難しかったのではないでしょうか?


五島 そうですね。曲げわっぱは基本は丸ですが、木のやさしさを感じられるような三角形にしたいなと。
見た目のやわらかさにもこだわったので、このお弁当箱にはまっすぐな部分はなくて、すべての面が丸みを帯びているんです。
八木沼 素材もそうですし、作るのにも手間がかかるので容量のわりには高価になってしまうのです。

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(※写真は2つのお弁当箱を重ねて二段にしています。)

ー木の食器は子どもに与えるのにも安心ですし、長く使えることを考えると高くはないのかなと。

五島 特に柴田さんの商品は白木で塗装していないので、剥げることもまずないです。
八木沼 ロングスパンで考えると白木のほうが長く使えると思います。
五島 すべて手作りで、1回で作れるのが50個くらいです。
他の種類の曲げわっぱも作らないといけないですから。
おむすび弁当箱は年1〜2回しか作れないのであまり入荷もありません。
八木沼 これまでに1000個も作られていないんじゃないかな。 

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ーそれは貴重ですね!今回、撮影で実際にお弁当を詰めてみたら意外と量が入ったので驚きました。

五島 女性やお子さんなら十分な量かもしれません。
このお弁当箱にのりをしいて、その上にご飯をのせて振ったらおにぎりができないかな? なんて思っているんですけど。
子どもがリュックにいれて、歩いている間におにぎりになっていたらおもしろいなとか。
まだやったことはありませんが(笑)。
MAMAtameのお客様に使っていただいて、何かおもしろいエピソードがありましたら是非教えてください(笑)。

◎『第2話 歴史ある肥前吉田焼の新しいかたち「hogetoram」』に続く。

Text: Maki Ishimoto
Photo: Azusa Miyajima

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大切なあの人へ贈りたい。オリジナルのギフトバッグが登場。
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